むらせ歯科だより2014年3月号

診療室よりこんにちは

近頃、「関さば」「松坂牛」など各地の特産品が「地域ブランド」として進化しています。進化したブランドは地域のイメージアップの先導役として活躍の場を広げ、その国際化は観光立国を目指す日本の重要な武器となりそうです。

その中で地域名と商品名からなる商標を登録できる「地域団体商標制度」が認められました。その中、2013年9月末までに日本全国から各地の特産品の名称を中心に1044件が出願され、そのうち551件が商標登録されました。産品別登録内訳では第1位「工芸品・かばん・器・雑貨」、第2位「食肉・牛・鶏」、以下「織物・被服・布製品」「加工食品」「野菜」「温泉」の順になっています。また都道府県別の登録件数は第1位は京都府、第2位は兵庫県、以下、岐阜県、石川県、北海道の順で関西方面が上位を占めています。

変わったところでは「かっぱ橋道具街(東京都台東区)」が、小売または卸売としてサービスを行う「商店街」として初めて登録されています。「横浜中華街(横浜市)」「鴨川納涼床(京都市)」や海外の「PROSCIUTTO PARMA(イタリアパルマ産ハム)」「カナダポーク(カナダ産豚肉)」「鎮江香醋(中国産の鎮江産のもち米を用いた鎮江地区で製造された食酢)」の3件も登録されました。

日本政府観光局の発表では、2013年に日本に訪れた外国人観光客は円安、ビザ発給受験緩和などもあり、前年比24 %増の1036万人と初めて1000万人を超えました。清潔・安心・安全・・・・そして観光に欠かせない地域ブランドで、日本の上質な「おもてなし」でお迎えしたいものです。

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