むらせ歯科だより2014年1月号

診療室よりこんにちは

「様々な新たな想い」で過ごされたと思いますが、皆さんは新年をどのように迎えられましたか。
世界最高峰のスポーツイベント・夏のオリンピック2020年の開催地が東京に決まりました。開催に伴う経済波及効果は総額3兆円との試算が出されています。1964年の東京オリンピックでは、競技場、地下鉄、モノレール、首都高といったインフラが整備され、開催直前に東海道新幹線が開通しました。宿泊施設としてホテルも建設されるなど、国際都市となった東京の原型はこの時作られました。またテレビ購入などの個人消費も活性化し、1962~1964年の好況は「オリンピック景気」と呼ばれています。
東京2020オリンピック・パラリンピックでは、需要増加分として大会関連施設費(競技場・選手村など3600億円)、大会運営費(開閉会式・競技運営など3100億円)、消費支出(大会関係者・観戦客)および家計消費支出(オリンピックグッズ・テレビ購入など)(5600億円)の合計1兆2300億円を見積もっています。
その上、全国の経済波及効果が2兆9600億円(東京都1兆6750億円 都以外の地域1兆2850億円)と試算され、約3兆円規模の経済波及効果が期待されています。またインフラ整備の前倒しや外国人観光客の増加、スポーツ人口の増加も見込まれ、潜在的な効果も合わせると、経済効果は総額100兆円を超えると専門家は指摘しています。
6年という月日は人により、すぐやってくるでしょうから、それまで元気に「健口」でいたいものです。

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