むらせ歯科だより2014年7月号

診療室よりこんにちは

梅雨も本格的なものとなっている!?かと思われますが、体調管理はいかがされていますか。

55歳から74歳を対象として、「人生の振り返り」というアンケートがなされました。1060人の回答で男女比約7:3でした。

「健康について後悔していること」の総合第1位は、「歯の定期検診を受ければよかった」でした。年齢別の最上位層の70~74歳ではこの項目が断トツの1位でした。ちなみに総合順位の2位以下は「スポーツなどで体を鍛えればよかった」、「日頃からよく歩けばよかった」、「腹八分目を守り、暴飲暴食をしなければよかった」、「間食を控えればよかった」と続きました。

日野原重明先生(聖路加国際病院理事長・名誉院長)は、「日頃のケアと食事・運動が健康の明暗を分ける。歯の健康を保つことこそ長寿の秘訣。」と話され、102歳の日野原先生ご自身も、今も17本の歯が残っているそうです。

また別の「歯科医療に関する一般生活者意識調査」(2014年)によると、間近の歯科受診のきっかけは「痛み・はれ・出血があったから」が36.7%を占めましたが、2011年の調査に比べ、9.1ポイント減少しました。歯科検診(歯科医院・企業・自治体等)の経験者は前回よりも5.5ポイント増加して、52.1%でした。

全身の健康のために口腔の健康の大切さを知って頂ければ幸いです。

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